診療のご案内

診療のご案内

現在、「なかなか赤ちゃんができない…」と悩んでいるカップルは8組に1組と言われています。
ご夫婦2人で1年間頑張っても妊娠しなければ、検査だけでも受けてみてはどうでしょうか。
また、妊娠には女性の年齢が大きく関係してきます。女性の年齢が35歳を過ぎていれば、早めに受診することをおすすめします。

step1

まず初めに不妊治療の基本を理解 マザーリーフテキスト 検査・治療・自己妊娠力を高める方法を理解
基本検査
  • 基礎体温測定
  • フーナーテスト
  • 子宮卵管造影
  • ホルモン検査
  • 精液検査
  • 頚管粘液検査
  • 経膣超音波診断
異常あり、異常なし 異常あり、異常なし

step2

検査結果に応じた治療計画を立てる 検査結果に応じた治療計画を立てる
不妊期間が1年以上ある 不妊期間が1年以上ある
人工授精
タイミング法 人工授精

step3

治療の段階を体外受精へ進めるために IVFセミナー
↓
体外受精・顕微授精

ステップアップの期間は個人差があります

*1:タイミング法を試す場合があります
*2:人工授精を試す場合があります

検査結果を見て治療方針が決まっていきます。 項目をクリックするとそれぞれの詳細ページにジャンプします。

一般不妊治療

不妊の原因を検査しながら、
タイミング法や人工授精を行います。

タイミング法は自然の排卵周期で妊娠しなければ、
排卵誘発剤の服用や注射を行っていきます。

どの時期にどんな検査を行うの?

女性側の検査内容と実施時期
月経周期28日で表現しています

  1. AMH・基礎ホルモン・甲状腺ホルモン検査(血液検査)
    月経5日以内 ¥5,010(保険 3 割負担)

    AMH(抗ミュラー管ホルモン)、LH:黄体化ホルモン、FSH:卵胞刺激ホルモン、エストロゲン:卵胞ホルモン、プロラクチン、抗サイグロブリン抗体、TSH:甲状腺刺激ホルモン、FT4:遊離サイロキシン
  2. 子宮卵管造影検査/月経7~11日頃 ¥4,500(保険 3 割負担)
    子宮卵管造影検査で卵管の閉塞や狭窄などによる不妊の原因を見つけるための検査
  3. 排卵期検査(卵胞、子宮内膜計測)、尿検査(排卵検査:G-LH)
    月経13〜14日頃 ¥710~¥2,150(保険 3 割負担)
  4. フーナーテスト(頸管粘液検査)/月経13〜14日 ¥200(保険 3 割負担)
    性交後の子宮頸管粘液の中にある精子の状態を見る検査
  5. 黄体期検査/月経19~23日頃 ¥1,880~¥3,320(保険 3 割負担)
    ホルモン検査(プロゲステロン・エストラジオール)
    ※超音波検査を行う場合がございます。
  6. 私費検査/保険診察と別日 ¥16,390 (税込)
    精子不動化抗体、末梢血液一般検査、総ホモシステイン、25-OH ビタミン D、麻疹、風疹

男性側の検査内容

  1. 精液検査・精子酸化ストレス検査 ¥14,850(自費税込)
  2. 感染症検査  ¥12,540(自費税込)
    B 型肝炎・C 型肝炎・梅毒・HIV・風疹・麻疹・ムンプス(おたふく)
  3. 超音波検査・触診検査 ¥7,810(自費税込)
    • 泌尿器外来にて専門医が診察いたします。
      診察内容によって追加検査(採血)を行う場合がございます。

卵管の検査ってどういう検査?

子宮卵管造影検査といい、レントゲンの検査で、子宮の入り口から造影剤を注入し、子宮や卵管の状態、卵管の通過性や、卵管采周囲の癒着の程度を知ることが出来ます。

卵管鏡下卵管形成術(FT)とは…

子宮卵管造影検査で卵管の閉塞や狭窄が認められた場合、FTの適応となります。卵管は卵子と精子が出会う大切な場所です。内視鏡(卵管鏡)を内蔵した細い管(カテーテル)を使用し体への負担の少ない治療法で、卵管の通りを良くすることによって妊娠へつなげることができます。 (FTは健康保険が適用される治療です)

人工授精ってどんな治療?

排卵日に合わせて、洗浄・濃縮した元気な運動精子を直接子宮内に入れる方法です。タイミング法のあとのステップアップした治療が人工授精です。ご主人の精子が少ない、また運動率が悪いと診断された方や、頸管粘液の性状などにより精子の子宮への侵入がうまくいかない場合、抗精子抗体が陽性の方などが適応となります。