患者さまの声

スタッフブログ

みなさんこんにちは、看護部です。 

この度不妊症看護認定看護師の小松原千暁先生をお招きして『不妊治療患者の心理と看護支援 これまでの取り組み』についてご講演していただきました。

 始まりの自己紹介にてご自身のお名前の由来についてお話がありました。ふと私も自分の名前の由来を思い出し、そんな大人になれているかなとぼんやりと考えてしまいました。子供を望むカップルのもつ悩みはさまざまで「なんで妊娠しないんだろう」「妊娠しづらいなんで知らなかった」と思う女性に対して、男性は「大丈夫だよ」「そのうちできるよ」と男女間で温度差があることも珍しくないということでした。検査や治療をすすめていく為には来院回数が男性よりも女性の方が多くなってしまうことが現状で、医師から直接説明を受ける機会の多い女性の方が不安や焦りは大きなものになっているのではないかと感じました。

また男性は診察後の女性に対してどのように声をかけたらいいのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。医療者は、患者が知りたいと思っている情報を提供しご夫婦やカップルが話し合いをできる環境を整えていく必要があると思いました。そしてお二人で治療選択をし、医療者と足並みをそろえてすすめていくことが大切だと感じました。患者が今抱えているものをうまく調整しながら治療をすすめていくことができるよう看護師としてサポートできたらと思います。  

 

当院には、心理カウンセリングやナースコンサルテーションにてゆっくりお話しできる場があります。今までの治療のこと、これからのこと一度ゆっくりお話ししてみませんか。