まだまだ寒い日が続いておりますが、元気にお過ごしですか?
世間では、新型コロナウイルスが流行し、感染者の人数や病状、マスクの品薄等について連日報道されています。
マスクを着用する事も大切ですが、自分の体力を落とさないようにするのも身を守る上で重要だと思います。
ウイルスに負けないように、お互い身体も心も元気でいましょう。
さて、本日は、運動について、妊活や精神面と絡めながら話していきます。
ところで、皆さんは定期的に運動していますか?
私は、日々運動不足と体力低下を実感しております。
最近は、なるべく階段を使うようにしています。
運動には、「血流改善」「体温上昇」「筋肉量増加」「気分転換」「満足感や達成感を得られる」等といったメリットがあります。
全身に酸素と栄養を届けるのは、血流ですが、優先順位があります。
生命の維持継続に重要な臓器の優先順位が高く、卵巣や子宮への優先順位は低いと言われています。
運動をする事で、筋肉量が増加し、血流が良くなれば、卵巣への栄養を届けやすくし、排卵後の子宮内膜が着床に適した状態へと近づきやすくなります。
そのため、運動による血流改善は妊活中の女性にとって大切と言えます。
妊活中は、辛い治療や周りからのプレッシャー等様々なストレスにさらされ、精神的に不安定になる事もあるかと思います。
運動には、マイナスなエネルギーを発散させる力があると言われています。
運動自体が日常生活への刺激となり、運動に集中する事で一時的にでも嫌な感情から離れられ、気分転換になります。
運動を継続する事で得られる達成感は、自信にもつながり、前向きな気持ちになる事が期待できます。
また、脳血流量が増えることで、心に安らぎを与えるセロトニンという神経伝達物質が増加します。
セロトニンは別名「幸せホルモン」、メンタルヘルスに影響を与えると言われています。
セロトニンが不足するとストレス障害やうつ、睡眠障害の原因となりうることも知られています。
セロトニンが増加することで、精神的に安定しやすくなり、ストレスを軽減させる働きが期待できます。
精神的に辛い時期や、ストレスから体調不良に陥りやすい方にとって運動は効果的と言えます。
普段運動習慣がない方は、この機会に運動を始めてみませんか?
どんな運動なら無理なく継続出来るか、自分なりに考えてみてはいかがでしょう。
本日は、長くなってしまったので、妊活中の効果的な運動について、今後アップしたいと思います。
少しでも身体と心が健康な状態で妊活出来るといいですね。
それでは、暖かくしてお過ごしください。
看護部より