テーマ: スタッフコラム
保険と自費の“混合診療”について
本格的な冬の到来を迎えまして寒い日が続きますが、お元気にお過ごしでしょうか?
12月に入り街中のイルミネーションも華やかになり、当院でも毎年恒例のクリスマスの飾りつけを行いました。可愛く飾りつけができたので、待ち時間に少しでもの癒しになれば嬉しいです。
さて今回は保険と自費の“混合診療”についてお話したいと思います。
皆さま診察にて“今日は保険なので後日採血をしにきてください” “今日は自費なので保険のお薬は一緒に出せません”等1度は聞いたことはございませんか?
これは当院の決まりではなく国で決まっていることなのですが、
なぜ禁止されているかの理由までをご存じの方は少ないのではないでしょうか?
※厚生労働省HPより
なぜ禁止されているか簡単にまとめると、
・医療の平等性が失われる恐れがあること
・国民の負担を大きくしてしまう恐れがあること
・安全性や有効性が確認されていない診療が横行してしまう恐れがあるため
という理由で混合診療が禁止されているようです。
しかし混合診療は原則禁止されていますが、保険制度の中で認められているものもあります。
当院該当するものは下記の通りです。
先進医療
・タイムラプス
・ERA
・EMMA・ALICE
・SEET
・PICSI
・内膜スクラッチ
・2段階胚移植
・Zymot精子調整
選定療養
・精子凍結保存
・時間外療養費
混合診療が認められていない理由について知っているだけで気持ちが変わりますよね。
もし気になる方がいらっしゃいましたら厚生労働省のHPに詳しいことが記載していましたのでよろしければご覧ください。
慌ただしい年の暮れどうぞお健やかにお過ごしください。