五月の連休を機に、張りつめていた糸が切れ体調を崩す方もおられるようです。
環境の変化や、生活の乱れなども関係し、ストレスや疲労なども体調不良の原因になります。
上手にストレスを解消し疲労をため込まないことが大切です。
ストレスの解消法といえば色々と知られていますが、イギリスのサセックスにある大学での調査では読書は61%、コーヒータイムは54%、散歩は42%、テレビゲームは21%のストレス解消が現れたそうです。
静かなところで読書をすると6分で60%以上のストレス解消効果が現れたそうです。
ただ重要となるのは現実を忘れるくらい夢中になれるかどうかという事の様です。(いくら夢中になれるとは言ってもテレビゲームでは高いストレス解消は望めないようですが)
また趣味などに没頭する。軽い運動をする。悩みを打ち明けてみるなども良いようです。
当院では、現在木曜日の午後と金曜日の午前に心理士の方が治療中の方のお話を伺う機会を設けております。 お話をするだけでも気分転換になりますのでお気軽にご利用ください。
またつらいことがあったらとにかく泣いてみるのもよいそうです。
心理学では泣くことで得られる効果を「カタルシス」といい、ストレス解消に大きな効果があるようです。
ストレス解消の一つとして今回は爪のマッサージについて紹介したいと思います。爪の付け根は「井穴(せいけつ)」という自律神経を整えるツボがあるそうで、そのツボを少し強めに押し続ける事で、副交感神経にスイッチが入りリラックスモードになります。
<マッサージ方法>
押す場所は大体でいいです。
強さは痛気持ち良いくらい
やり方は、1か所10秒間、同じ力で圧迫してもいいですし、少し動きをつけてぐりぐり押しても構いません。
これを1日2~3回行うのが理想です。ただ薬指は交感神経の緊張を招き逆効果になるので薬指だけはマッサージしないでください。
また足の爪もみもおすすめです。足は老廃物が溜まって冷えを招きやすいので、冷え性に悩んでいる人や冷えによって寝つきが悪いという人には特におすすめです。
下半身に悩みがある方は手と足の両方を行うとWの効果が期待できます。(足の場合も薬指だけはマッサージしないでください。)
処置や診察をまっている時などに、爪のマッサージを試してみてはいかがでしょうか?
看護部