患者さまの声

スタッフブログ

こんにちは!看護部です。

不妊治療中は孤独を抱えやすく「私だけが…」と思ってしまう一方で、「こういう時他の患者さんはどうしていますか?」と他との繋がりを求める声も聞かれます。話すことが解決のいい方法と思いつつも、どうしても対面では話づらさがあったり、話したいその時に話せなかったり…

この「メンタルヘルス改善へ向けて」の体験談の場所が患者様にとって孤独や解決方法を見つける場所になれるといいなと思い、始めました。

以下は前回のVol.2に引き続き、体験談第3弾です。

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治療中ストレスと感じた出来事 & 解決法

・1回目は着床するも稽留流産。2回目は着床にも至らず。3回目でなんとか妊娠、出産まで至りました。(割愛しますがハイリスク妊娠でした) 自分が妊活、不妊治療している間にも友人には1人目どころか2人目、3人目が授かったとの知らせがあるたびに落ち込む日々。夫がSNSで赤ちゃんの投稿を見ているだけで涙する日々。その心模様を夫に話しても理解してくれず、悔しくて悔しくて。私とは離婚して別の女性と結婚してもらったほうが夫には迷惑が掛からないのではないか、とまで追い込まれていました。 ちょうど仕事も忙しい時期だったこともあり、一時は心療内科も受診していました。

自分の親も、そのうち授かるよくらいにしか思ってないし、励ましてるつもりの言葉すらイライラしていたな、と今は少し反省しています。 再び不妊治療を再開し、今は2人目に向けて頑張っています。当然年齢も高くなっているのでそう上手くはいきません。残りの胚盤胞もあとわずか。それがダメならまた採卵からスタートの予定ですが、いかんせん年齢が…と堂々巡りの思考をしていますが、やれることはやろうと思います! たまには甘いものを食べて自分にご褒美をあげながら。自分の機嫌は自分で取るしかない!と最近は割り切っています(笑)

 

・みなさんそれぞれのエピソードがあるかと思います。つらい経験をしているのは1人じゃないです、一緒にがんばりましょう!くれぐれも、がんばりすぎない、っていうのが大事です。

 

・2人目不妊治療中、20代で早発卵巣不全と診断され、女として終わったと思い、落ち込み泣きまくった。 2015年当時通院していた病院では早発卵巣不全の治療は行えず、POIのため関東の大学病院を紹介されて通院した。 この間、今思えば妊活うつだったのかもしれない。子連れの親子を見ると怒りにも似た感情が湧いてくることもあった。夫のことを傷付けるようなこともしたが、ぶつかり合いながらも夫は最後まで離れないでいてくれた。 その結果、POI術日までの間、タイミングをみていたところ妊娠することができた。諦めないで良かったと思った。 現在30代後半となり3人目を希望しているが、やはり卵胞すらなかなか育たず苦戦中であるところ、2人目の時の経験があるので諦めないでチャレンジしたいと思う。

 

・妊活して3年授からず、チョコレート嚢胞が見つかり手術、こちらのクリニックを受診しました。初手から体外受精をおすすめされましたが、早く妊娠したいと焦る気持ちもある一方で、自身の体への負担やなるべく自然に近い形で授かりたいという気持ち(思い込み?)もあり悩みました。夫は合理的で、妊娠への1番の近道を行くべき、との意見でした。それが最善の道ならと、不安な気持ちを押し込め仕事の休みを調整し採卵、移植へと進みました。結果として1回目も2回目も化学流産となりました。予想以上に落ち込んで、私の体のせいで夫の人生にも迷惑をかけている、職場にも迷惑をかけてるし私の存在そのものが世の中にとって迷惑なのでは、と思い詰めてました。 転機は夏休みの旅行でした。3回目の移植期間にさしかかる時でしたが、夫の発案もあり思い切って治療を休んで沖縄旅行に行き、不妊のことが頭に浮かぶ間もないくらい遊び倒しました。不思議なくらい頭がスッキリして、こんなふうに大人だけの家族でも人生楽しめるんだなと気持ちが切り替わりました。不妊のことで夫も職場も私を責めることは一度もなかったし、結局自分で自分を責めてただけだったことに気づけました。

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不妊治療中は孤独を抱えやすく「私だけが…」と思ってしまう一方で、「こういう時他の患者さんはどうしていますか?」と他との繋がりを求める声も聞かれます。話すことが解決のいい方法と思いつつも、どうしても対面では話づらさがあったり、話したいその時に話せなかったり…この「メンタルヘルス改善へ向けて」の体験談の場所が患者様にとって孤独や解決方法を見つける場所になれるといいなと思い、始めました。

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