患者さまの声

スタッフブログ

皆さんこんにちは、看護部です。

最近は、日が暮れるのが早くなり秋の気配も少しずつ感じるようになりました。
気温が低下し、肌寒くなる日も増えてきましたので、暖かくしてお過ごしくださいね。

さて、長引く新型コロナウィルスの影響から、生活が一変して、体調不良を訴える方が増加したとニュースで知りました。
また、通院中の患者様からもストレスが溜まるという訴えを聞かせていただく事もあります。
そこで、今回のブログでは、ストレス発散の方法を紹介します。

よく知られているストレス解消法と言えば、「森林浴」が挙げられます。
ストレス解消はもちろん、血圧の低下や免疫細胞の向上などの成果が報告されています。
木々に囲まれた場所ならどこでも良いです。3密を避けながらの山登りやキャンプ、木々が多い公園の散歩など気持ちが良さそうですね。
森林浴にプラスして、「日光を浴びる」ことがポイントです。
室内で働くデスクワーカーの9割は日中に満足な量の日光を浴びておらず、ビタミンDが慢性的に足りません。
ビタミンDは日光を浴びることで、皮膚で生成されます。不妊治療分野でも注目されている成分です。
免疫システムを健やかに保ったり、細胞の増殖を促したり、脳神経の発達にも関わってメンタルの不調を防いだりと、重要な役割を果しています。
一日に最低でも6~20分は全身に太陽を浴びるようにしてください。
外出が難しい時などは、ビタミンDのサプリがおすすめです。

また、なかなか森林浴が難しい場合は、「観葉植物」を取り入れるのが良いです。近年、観葉植物の効果を示す論文も増えています。
例えば、ノルウェー大学が行った実験では、385人のオフィスワーカーを対象に、仕事場に観葉植物を置いてどのような変化が出るかチェックしました。
結果、観葉植物を見ることで、毎日の疲労感やストレスが軽くなり、さらには頭痛や咳、肌の乾燥といった身体的な問題が改善しました。
ストレスが減ったおかげで、病気にもかかりにくくなるようです。
観葉植物の緑色の波長は、網膜への負担が少なく、視覚疲労の緩和に効果的です。さらに、精神安定状態を示すアルファ波が増大し、リラックス状態となります。

また、風の音、虫の声などの自然界にあふれる「自然音」を聴くだけで、ストレスは大きく減る事がわかっています。
携帯に、自然音のアプリがあるので、良かったら活用してみてください。
それでは、皆様、温かいものでも食べて元気にお過ごしください。