テーマ: ドクターコラム
ヨーロッパ生殖医学会での発表
梅雨冷えが続いていますが皆さんは元気にお過ごしでしょうか。
私は先月の末にオーストリアのウィーンで開催されたヨーロッパ生殖医学会(ESHRE2019)に参加し、座長と講演を行ってきました。夏至後の良い時期でありましたが、日本の梅雨同様にウィーンには欧州熱波がきていて猛暑でした。
学会は4日間に渡り行われ、今話題のタイムラプスや着床前診断(PGT-A)、世界での不妊治療の現状や展望について学びました。どの講演も大変興味深いものでした。私の講演では日本A-PART学会の紹介と日本における体外受精の現況や、がん・生殖医療についてお話しました。
どの学会の講演会でも、参加する度にたくさんのことを学び考えます。昨今は情報が簡単に飛び交うようになり、その情報をどのように判断し利用するかは個人による時代です。私もしっかりしなくてはと気を引き締めています。