患者さまの声

スタッフブログ

こんにちは、胚培養士の佐藤です。
去る1月の12から13日…年明け早々に広島県へ赴き
日本エンブリオロジスト学会に参加してまいりました。


日本エンブリオロジスト学会は名前の通り、胚培養士による胚培養士のための学会です。
今回は学会発表と技術習得(と広島の牡蠣)を目的にはるばる広島へ旅立ちました。

1日目
技術習得の日
他施設のベテラン胚培養士が講師となり、技術を学べる貴重な機会です。
当院でまだ導入していない機材に触り、腕を磨いてきました。
(PIEZO-ICSIいつでも導入できますよ!理事長!)
さらに、他施設での培養方法等、当院で参考に出来ることがあればと、
講師の培養士にやたらと質問してきました。 (話してないと寝そうになったから)

2日目
発表の日
今回は受精卵の異常分割について発表してきました。
異常分割とは、受精卵の細胞分裂のエラーです。
簡単に言うと、移植する受精卵を選ぶ際に役立つかもしれない情報です。
ここ半年くらいで、患者さんに還元できるようになり、解析した甲斐がありました。
(ACがどうのこうのと説明された方もいらっしゃると思います)

実は、今回は優秀演題の候補に挙がっており、これまでにないほど緊張しました。
(出発前に散々プレッシャーかけてきた、諸先輩方のせいといっても過言ではない)
なんとか発表を乗り切り、優秀演題の賞を頂きました。

緊張から開放され、牡蠣と地酒で祝杯をあげ、〆にお好み焼きを堪能しました(一人で)


3日目
観光の日
職場へのお土産品は3秒で選び(自分用のお酒を吟味したため時間がない)、さっさと尾道へ遠出して観光へ。
(深酒による寝坊で電車までの時間が10分しかなかった)
そして脱獄で話題になった向島でサイクリングを楽しんできました。(一人で)
泳げない私でも強い気持ちがあれば、泳いで渡るだろうなという絶妙な距離でした。
広島県のご飯は美味しく(お好み焼き・柑橘類がめちゃうまい、牡蠣は松島の方がすき)、
町並みや海がきれいでした。 (観光地なのによそ者にドライなのも乙である)
定番の宮島は以前行ってとても素敵でした。(宮島ビールとアナゴがうまい)
GWの予定が決まっていない方は是非。